子供たちのサードプレイス

 

目次:

 

最近、「サードプレイス」という言葉を知りました。

家・学校・職場以外の、第3の居心地の良い場所のことです。

(第1は「自宅や家庭」、第2には「学校や職場)

 

大人のサードプレイス

1.スタバなどのコーヒーチェーンや喫茶店:

身近なところですと、気軽に入りやすいスターバックスやコーヒーチェーン店を利用している方は多いのではないでしょうか。勉強したり、パソコンで仕事をしたり…。

もともとスタバは日本上陸以来、「サードプレイス」をコンセプトに経営されているそうです。

お気に入りの喫茶店で本を読んだり、自分だけの時間を楽しむ方も多いと思います。

 

2.勉強カフェ:

「勉強カフェ」という、会員制のラーニングスペースもあります。

月額性の会員プランと、入会不要のビジター制があります。

⇩HP

勉強カフェ ABOUT | 自習室よりも勉強カフェ

 

 

子供たちにとってのサードプレイスは?

大人の場合、居心地のいい場所を見つけることは意外とできることかもしれません。

でも、子供の場合はどうでしょう?

一人で家や学校以外の居場所を見つけることは、そう簡単ではない気がします…。

子供たちが「サードプレイス」として使えそうなのは、どんなものがあるのか調べてみました。

  • 絵を描いたり、読書、折り紙など…自分の好きな世界に集中する
  • 図書館、児童館などの無料で使える公共施設
  • 楽しみにしているラジオを聴く
  • 雑誌などの文通コーナー
  • 学童保育
  • 習い事
  • 学校の保健室
  • おばあちゃんや、親戚の家
  • アルバイト先
  • スポーツクラブ
  • インターネット
  • ボーイ(ガール)スカウト

今すぐできそうなことで「自分の世界に集中する」というのがあります。

これなら行動範囲の限られがちな、子供たちにもできそうです。

大人も子供も、好きなことに没頭する時間はとても大切なのですね。

その中で、他の人にはない「自分だけのすごい才能」に、気づくこともあるかもしれません。

 

 

誰かに聞いてもらいことや悩んでいることがあったら、こちらでお話しできます。「24時間365日・無料)

あなたのいばしょ | 24時間365日無料・匿名のチャット相談

tukito-taiyouto.hateblo.jp

 

 

 

【あなたのいばしょ】チャット相談窓口

 

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いつでも、誰でも、無料で相談できます

「あなたのいばしょ」(talkme.jp)チャット相談窓口 をご存じでしょうか。

いじめ、孤独、不安、家庭のことなど…

一人で悩んで苦しい時、いつでも誰でもチャットでお話できるところです。

名前は言わなくていいですし、お金もかかりません。

誰かに聞いてもらうことで、少しでも気持ちが楽になることもあります。

相談員は所定の訓練を修了した、世界中にいるボランティアスタッフです。

  • どんな悩みも24時間365日受け付けるチャット相談窓口。
  • 誰でも無料・匿名で利用可能。

 

ここの理事長は大空幸星(おおぞらこうき)さん。

「孤独というのは恥ずかしくない。みんなが感じるもの。だからこそ、どんどん周りに吐き出してほしい。社会のどこかで自分の話を聞いてくれる人がいると思ってもらいたい」

talkme.jp

 

チャットの使い方は簡単

HPを開くと下のような画面になります。

①「いますぐ話してみる」をクリック。

➁「相談を始める前に…」という画面が出ます。

注意事項などを読み、もう一度「いますぐ話してみる」をクリック。

③「チャットをはじめる」をクリック。

(多分これで利用できると思います)

あなたのいばしょ | 24時間365日無料・匿名のチャット相談

 

理事長:大空幸星さんの生い立ち

小学5年生の時、両親が離婚し母親が蒸発。頼れる人が誰もいなかった。

高校時代にアルバイトを3つ掛け持ち。学校に行けるのは午後の遅い時間。それでも担任の先生は「よく来たな」と言ってくれた。だんだんこの人は信頼できるかもしれないと思い始めた。

2020年3月、「自分にとっての先生のように誰もが問題を抱えた時、頼れる人に確実にアクセスできる仕組みをつくりたい」という思いから「あなたのいばしょ」を設立。

2021年2月、国が新たに「孤独・孤立対策」を担う部署と大臣ポストを創設。実現に一役買ったとされたのが大空さん。

たくさんのテレビ、ラジオにも出演。

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朝ドラの、心に残るセリフ

 

草花のお話が興味深い、朝ドラ「らんまん」。

その中で、なぜか気になるセリフ毎週のように出てきたりします。

 

今週は…

 

❝雑草いう、草はないき。

必ず名がある!

天から与えられ 持って生まれた唯一無二の名があるはずじゃ。

どの草花にも 必ずそこで生きる理由がある。

この世に咲く意味がある。

必ず!

 

 

なんだか…

「人」に対して言っているように聞こえませんか?

 

「ユニバーサルマナー」って何だろう?

目次:

 

ハード(設備)を変えられなくても、「ハート♡」は変えることができる

「ユニバーサルマナー」とは

「ユニバーサルマナー」とは、自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと行動すること。特別なことではなく「こころづかい」の一つです。

例えば、困っている人を見かけても声のかけ方がわからない、迷惑になってしまうのではと不安、サポートの仕方がわからない、など…。

「声をかけたい」という思いを行動に移すことができないのは、多様な方々の視点が「わからないから」かもしれません。

 

「ユニバーサルマナー」の構成

「ユニバーサルマナー」は、3つの要素から構成されています

  • 一歩を踏み出すためのCourage(勇気)
  • 適切なサポートのためのManner(作法)
  • 多様な人々と向き合うためのInclusion(包含)

高齢者や障害者など、多様な方々へ向き合うための「マインド」と「アクション」を、体系的に学ぶことで、実践できる人を目指します。

 

障害とは…?

"障害がある人だからではなく、モノや環境が生活の障害になっている人のこと"

例えば、音声情報が入ってこない、段差が見えない、コミュニケーションがとりにくい…など。目が不自由な方で点字が読める人は10%ほどだそうです。

 

あらためて、よく使う言葉の意味を調べてみました。

  • 「マナー」…社会・集団全体として気持ちよく過ごせるような行動のとり方
  • 「バリアフリー」…高齢者や障がい者のバリアを除く(特定の人のために)
  • 「ユニバーサルデザイン」…全ての人が使いやすいものやサービスの在り方

 

向き合うことに、向き合う検定。

「ユニバーサルマナー検定」

ユニバーサルマナーの実践に必要な「マインド」と「アクション」を体系的に学び、身につけるための検定。多様な人々の特徴や心理状況を知ることから始め、適切なサポート方法を学ぶことができます。

入門講座の3級・2級・1級があります。そのほか、認知症対応マナー研修、LGBT対応マナー研修、ユニバーサルワーク研修など。

 

カリキュラムは障害のある当事者が監修

障害のある当事者講師がカリキュラムを監修。当時者視点ならではのこだわりと発想で、本当に喜ばれる細やかな配慮を身につけることができます。

 

受講方法

eラーニング・オンライン・会場受験の3つから選べます。(HP参照)また、市役所などで開催されていることもあります。

⇩ 一般社団法人 日本ユニバーサルマナー協会

https://universal-manners.jp/

⇧ユニバーサルマナーマーク

さりげない配慮を心がけ、多様な方へ積極的に歩み寄ってほしいという思いが込められています。

(このマークのモデルは社長さんと、大学時代の彼女さん)

 

株式会社ミライロ

「障害は人ではなく環境にある」という考えのもと、社会における「障害」と向き合っていくことを目指す。

社長の垣内俊哉さんは、生まれつき骨がもろく折れやすいため、車いす生活をおくる。自身の経験からビジネスプランを考案し、国内で13の賞を獲得。障害を価値に変える「バリアバリュー」を提唱し、大学在学中に株式会社ミライロを設立。誰もが快適なユニバーサルデザインの事業を開始。

  • 「バリアバリュー」とは、障害(バリア)を価値(バリュー)に変えることを表す造語。障害を取り除くという意味のバリアフリーとは異なり、障害は取り除くべきものではなく、価値に変えていけるもの、プラスに変換できるものという想いのもと、株式会社ミライロが提言。

 

 

0円で人を幸せにする方法

 

 「愚痴聞き屋」という活動をしている人たちがいます。無料で愚痴を聞いてくれるというものです。昼間は会社員として働いていますが週3日ほど駅前に座っていたりします。

 目印は“愚痴聞きます”と書かれた小さな看板。男性の二人組だったり、一人でだったり…。全国にいるそうで、ツイッターなどで情報があがります。

 

 以前テレビで見た「なんもしない人」(だったかな?)を思い出しました。呼ぶと来てくれるけど、何もしなくて、ただ一緒にいてくれる人…。交通費だけはもらって、あとは無料だったような…。

「なんもしない人」必要としている人は、ごく普通の人。犬の散歩に付き合ってほしいとか、一緒にご飯を食べてほしい、とか…。

 

「愚痴聞き屋」を必要としている人たちも、ごく普通の人。いつも仕事帰りにその場所を通る人だったり、たまたま旅行で目の前のホテルに宿泊している人だったり、老若男女問わず。常連さんもいるそうです。

凄いなと思ったのは、愚痴を話しに来た人が、みんな笑顔になっていたり、すっきりして「また少し頑張れそうだと思って帰っていくこと。

 

その秘訣は……“相手の話を否定しない”ことだそうです。

簡単そうで、意外とできていないこと…。

ただ話を聞くだけで、悩みが少し軽くなったり、人を幸せな気持ちにできることがあるのですね。